風俗バイト小説~ヅリセン~

「風俗狂い行状記」という風俗エッセイを読んだのは僕が十三か四のとき、そのころのことは疲れからか黒塗りのベンツに追突したことぐらいしか覚えていないがまあそれくらいのころの事で、それっきり風俗エッセイを読むの機会を得なかったが、あの一こすりのオナニーだけは一一.四五一四年後のいまもなお忘れずに記憶している。せつなくかなしくそれでいてすこしヌけるふしぎな物語であった。
 生フェラの上手(じょうず)な若い姫様が家来たちを即ハメして片っ端からきんたま絞り尽くして、大いに得意顔で不忍池(上野動物園とセットで店外デートにとても人気。アヒルボートもある)を散歩していたら、いやなあえぎごえが庭の暗闇の奥から聞えた。
「姫様もこのごろは、なかなかの御上達だ。ズリ負けして射精してあげるほうも楽になった。」
「ヌホホホ」
 家来たちのぶしつけな猥談である。
 それを聞いてから姫様の性欲は一変した。真実の愛を知りたくてとち狂い家来たちに真剣生セックスを挑(いど)んだのである。けれども家来たちは真剣生セックスに於いてさえも本気に射精してくれなかった。あっけなく姫様がヌキヌキして、家来たちはヌキつかれてしんでゆく。姫様はよがり狂いまわった。すでにおそるべき暴君である(ちなみに暴君ハバネロ味の缶飲料があり、おいしい)。ついにはお家も断絶せられその身も監禁せられる。姫様は六人の少年を殺害し、その死体と肛門性交。死体からペニスを切断し、自らの肛門に挿入をおこNow…。
 たしかそのようなウラ筋であったと覚えているが、その姫様のクソビッチにしてセックスベンダーっぷりを僕は忘れる事が出来なかった。ぼくの同級のみーこを思い出した、彼女はさせこでクラスの男を名前順に食ってるって噂だったか、ンジャメナが苗字の僕までその順番が回ってくることはなく、みーこは性病で即死の重傷でかえらぬひとなった。ときどき思い出してはヌいたものだ。
 けれどもこのごろ気味のいいえっちな気分が、ふっくらおこってフルボッキしてしまい、夜も眠られぬくらいにガチガチ勃起してしまった。その姫様は本当にヌキの素晴らしい名人だったのではあるまいか。家来たちもわざと射精していたのではなくて、本当に姫様の体のすべすべさとかまんこのぎっちぎちさ(だって姫さまだしきっと全身高級ですごく位の高いにおいがするとおもうんだ。たぶん雪見だいふくみたいなてざわりなんだ。すばらしいなあ)には、かなわなかったのではあるまいか。不忍池の猥談も家来たちのひわいな負け惜しみに過ぎなかったのではあるまいか。

こんなくだらない話を置いておいてお金を稼ぐなら風俗バイトでもしようかな…。
普通のバイトよりも何倍も稼げる風俗バイトは私が一発逆転する唯一の方法だろう。

風俗バイトで稼いでやる